海外で暮らす恋人や親族、友人を短期間(90日間以内で)日本へ招待するには、短期滞在ビザという査証を現地の大使館や総領事館へ申請しなければなりません。
そして、短期ビザの申請には申請人(来日する外国人)の証明写真が必須です。写真は現地の窓口へ直接持ち込むため、申請人が自分で用意しなければなりません。
この記事では、短期滞在ビザにおける証明写真の取り扱いをテーマに解説しています。

証明写真はどこに貼る?

撮影した証明写真は、ビザ申請書1と呼ばれる書類の赤枠部分に貼り付けます。
なお、査証申請書は大使館指定の言語で記入する必要があります。書き方が少しややこしいので、作成時は下記の記事を参考にしてください。
証明写真のチェック項目5つ
常識的な項目も多いですが、申請前に一度おさらいしておきましょう。
1. サイズ(45mm×45mm)

日本のパスポートの写真サイズが35mm×45mmなので、短期ビザの申請でも同じに思われがちです。
短期ビザは45mm×45mmの証明写真が規定なので注意してください。
2. 撮影の時期(6ヵ月以内)

短期ビザの証明写真は、必ず6ヵ月以内に撮影したものを準備してください。
写真の裏面に申請人(来日する外国人)が自身の氏名を記載すればより親切です。
3. 画像構成
- 申請人の顔全体、首、肩が写っている
- カメラに向かって真正面を向いている
- 無背景かつ鮮明に撮影されている
最低限のルールとして上記3点は守りましょう。背景は白色で撮影してください。
レンズの色や反射、影を指摘される可能性があります。
4. 服装について
服装に関して特に指定はありません。
なお、宗教的な理由で独自の装いをされる場合は、事前に管轄の日本大使館・総領事館へ確認することをおすすめします。
5. 枚数について
写真は1枚のみの準備でOKです。
ただ、一部の国や地域では2枚提出しなければならないので注意してください。

まとめ
- サイズは45mm×45mm
- 6ヵ月以内に撮影されたもの
- 眼鏡等は外す
- 必要な枚数に注意
日本大使館・総領事館が発給するビザ(日本国査証)には申請人の顔写真が転載されます。
ルールに添わない写真は受理自体を拒否されるため、適切な方法で撮影してもらいましょう。