短期滞在ビザ申請で提出する証明写真のチェックポイント

短期滞在ビザ申請で使用する「証明写真」のチェックポイント

海外で暮らす恋人や親族、友人を短期間(90日間以内で)日本へ招待するには、短期滞在ビザという査証を現地の大使館や総領事館へ申請しなければなりません。

このビザは俗に招聘ビザ観光ビザ短期ビザとも呼ばれています。

そして、短期ビザの申請には申請人(来日する外国人)の証明写真が必須です。写真は現地の窓口へ直接持ち込むため、申請人が自分で用意しなければなりません。

この記事では、短期滞在ビザにおける証明写真の取り扱いをテーマに解説しています。

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証明写真はどこに貼る?

証明写真を貼る場所_ビザ申請書

撮影した証明写真は、ビザ申請書1と呼ばれる書類の赤枠部分に貼り付けます。

1 査証申請書VISA APPLICATION FORM TO ENTER JAPANも同様の書類です

なお、査証申請書は大使館指定の言語で記入する必要があります。書き方が少しややこしいので、作成時は下記の記事を参考にしてください。

短期滞在ビザの「査証申請書・ビザ申請書」の書き方と日本語訳

【特集】短期滞在ビザの「査証申請書・ビザ申請書」の書き方

2018年7月11日

証明写真のチェック項目5つ

常識的な項目も多いですが、申請前に一度おさらいしておきましょう。

1. サイズ(45mm×45mm)

短期ビザの証明写真サイズは45mm

日本のパスポートの写真サイズが35mm×45mmなので、短期ビザの申請でも同じに思われがちです。

短期ビザは45mm×45mmの証明写真が規定なので注意してください。

2. 撮影の時期(6ヵ月以内)

短期ビザの証明写真は6ヵ月以内に撮影

短期ビザの証明写真は、必ず6ヵ月以内に撮影したものを準備してください。

写真の裏面に申請人(来日する外国人)が自身の氏名を記載すればより親切です。

前回申請時に提出した分の使いまわしはなるべく避けましょう。

3. 画像構成

  • 申請人の顔全体、首、肩が写っている
  • カメラに向かって真正面を向いている
  • 無背景かつ鮮明に撮影されている

最低限のルールとして上記3点は守りましょう。背景は白色で撮影してください。

メガネはなるべく外しておく
レンズの色や反射、影を指摘される可能性があります。

4. 服装について

服装に関して特に指定はありません。

なお、宗教的な理由で独自の装いをされる場合は、事前に管轄の日本大使館・総領事館へ確認することをおすすめします。

5. 枚数について

写真は1枚のみの準備でOKです。

ただ、一部の国や地域では2枚提出しなければならないので注意してください。

2枚必要な国・地域
ロシア,ウクライナ,ベラルーシ,モルドバ,アゼルバイジャン,アルメニア,ウズベキスタン,カザフスタン,キルギス,タジキスタン,トルクメニスタン,ジョージアなど
貼付時は簡単にはがれないよう、きちんと糊付けをしてもらってください

まとめ

  • サイズは45mm×45mm
  • 6ヵ月以内に撮影されたもの
  • 眼鏡等は外す
  • 必要な枚数に注意

日本大使館・総領事館が発給するビザ(日本国査証)には申請人の顔写真が転載されます。

ルールに添わない写真は受理自体を拒否されるため、適切な方法で撮影してもらいましょう。

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2017年5月20日

この記事を書いた事務所

行政書士ループ法務事務所

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就労系より身分系のビザ・在留資格を多く取り扱っています。
『申請を、もっと手軽にかんたんに』がスローガンです。

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