短期滞在ビザ申請で提出する預金通帳のコピーで気をつけたいこと5つ

短期滞在ビザ申請で提出する預金通帳のコピーで気をつけたいこと5つ

海外で暮らす友人や彼氏・彼女、親族、取引先を日本へ短期間(90日間以内で)招待するには、短期滞在ビザという査証を現地の大使館や総領事館へ申請しなければなりません。このビザは俗に観光ビザ短期ビザとも呼ばれます。

そして短期ビザの申請には、日本側の招へい人(招待する人)や身元保証人の職業証明・所得証明資料が必須になります。

今回はその中でも、審査の過程で重要になる預金通帳のコピー・写しについて詳しく説明・解説していきます。

コピーをとる前にしておくべきこと

通帳記入・記帳

まず初めに、最新の取引履歴を反映させるため通帳記入(記帳)は必ず行ってください。特に何ヵ月も記帳を怠っている人は要注意です。

残高が減ってしまうから記帳はしないでおこう……

という考えは避けましょう。後々大使館・総領事館から指摘を受けることにつながります。また一度でも担当官を欺くようなことをしていると判断されれば、審査やビザの発給に直接影響が出ます。

大使館・領事館
この他にも何か書類に細工しているのでは?

通帳のコピー・写しを提出する際は書類作成時の残高で臨まなければならないことを意識してください。

A4サイズの用紙があるかを確認

すべての国の大使館・総領事館で指定されているわけではありませんが、一部の国・地域ではA4サイズのコピーを提出するよう案内されています。

加えて、今回一緒に提出することになる招へい理由書身元保証書もA4サイズなので、それよりも小さいB5やA5サイズだと、何かの拍子にスルっと滑り落ちることも考えられます。

申請人(来日する人)の手から離れたあと、どのように書類が扱われるのかはビザの性質上知ることができません。ましてや短期ビザは不許可になると半年間の待機期間があるため、コピー数枚といえ慎重に行いましょう。

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2016.10.20

コピーをとる際の注意点

コピーする場所は3ヵ所

  • 表紙(金融機関名・名義人氏名が記載されている面)
  • 表紙裏(支店名・店番・口座番号が記載されている面)
  • 最新の取引履歴(借入明細)のページ
最低でもこの3ページ分は用意しておきましょう。また申請内容や管轄の大使館にもよりますが、直近3~6ヵ月分程度の取引明細が確認できるようにコピーを添付するのがベターです。

金融機関でレイアウト等は異なりますので、必ずお手元の通帳を確認してください。

明細のページだけを提出しても、誰のどこの口座か区別できないので上記3点が必要になります。追加で写しを要求されるケースも少なくないため、きちんと用意しておきましょう。

通帳の冊数・部数に制限はない

複数の通帳を保有されている人は、勿論そのすべてを財産疎明資料として提出することが可能です。その場合も上記で説明したとおりにコピーをとり、準備してください。

ただ、いくら制限がないといっても大量のコピーを提出しては審査官の心証を害するだけです。常識の範囲内にとどめておきましょう。

また、定期預金積立預金の明細に関しては身元保証人の状況に左右されますが、一般的には提出した方が審査上有利になるという認識で構いません。

通帳を更新した直後の際は、更新前の通帳も添付します。

預貯金額が多ければ多いほど許可の確率は上がりますが、一番重要なのは申請人(来日する人)と招へい人(招待する人)の関係性の立証であることを肝に銘じておいてください。

名義の異なる通帳は別紙を作成

結婚や離婚、その他の事情で名字が変わった人や、名義人は異なるが直接自分が管理している通帳・口座がある場合は、別紙で補足説明をしてあげた方が親切です。

大使館・総領事館の審査官は手もとにある書類だけで事実関係を把握しなければなりません。そのため、細かい家庭事情が正確に伝わっていなければ審査が滞る原因になります。

大使館・領事館
名義が違うけどおそらく同一人物だろう、うん大丈夫

というテンションで審査を進めてくれるとは考えにくいので、なぜ身元保証人と名義人が異なるのかをしっかりと明記した別紙を作成しておきましょう。ポイントとしては、

  • 金融機関名
  • 名義人氏名
  • 取扱支店名
  • 店番
  • 口座番号
  • 預貯金の種類
どれかひとつでも欠けることのないように整えられれば問題ありません。

まとめ

  • 最新の記帳を終えA4サイズでコピー
  • 表紙と表紙裏の写しも必要
  • 名義が異なる場合は別紙を付ける
用紙に収まりきるのであれば、見開きを並べるかたちで1枚にコピーしても構いません。なお、くれぐれも余白が残ったからといって用紙を切り取らないようにしてください。A4判のままで問題ありません。