短期滞在ビザの延長・更新申請の必要書類「身元保証書」

短期滞在ビザの延長・更新申請の必要書類「身元保証書」

海外で暮らす親族や交際相手、取引先を短期間(90日間以内で)日本へ招待するには、短期滞在ビザという査証を現地の大使館や総領事館へ申請しなければなりません。このビザは俗に短期ビザ観光ビザとも呼ばれます。

そして短期滞在ビザの取り扱い上、

  • 人道上の真にやむを得ない事情
  • 上記に相当する特別な事情
これらのどちらかが認められると、例外的に延長(更新)許可が与えられます。

今回の記事では、そんな短期ビザの延長・更新申請の過程で必要になる身元保証書について詳しく解説します。

身元保証書とは

身元保証書の内容

延長・更新申請における身元保証書も、短期滞在ビザ取得時に作成した身元保証書と内容は同じです。申請人(来日している人)の面倒を見てあげるという趣旨に違いはありません。

  • 滞在費
  • 帰国旅費
  • 法令の遵守
延長・更新申請時も上記3点の保証を担い、トラブルなく申請人(来日している人)を帰国させることが身元保証人には求められます。

短期滞在ビザ申請に必要な書類「身元保証書」

2017.03.12

身元保証書は誰が作成するのか

原則、延長・更新申請で提出する身元保証書は、短期ビザ取得時の保証人の名義で作成します。今この記事をご覧になっている方の多くは、

**の理由で申請人を招待したが、未だ目的を達成できていないので延長したい

と希望されるケースがほとんどだと考えられるので、このように同一人物が引き続き申請人(来日している人)の滞在を望んでいる場合は、その人の名前で身元保証書を準備するのが相当だと解されます。

延長申請の身元保証書の書き方

身元保証書

こちらが実際の延長・更新申請で使用する身元保証書です。短期ビザ取得時に提出したものとは書式が異なるので注意してください。

(1)から(8)まで番号をふっていますので、ひとつずつ確認していきましょう。

身元保証書の書式は入国管理局WEBサイトからダウンロードできます。

(1) 書類作成日

身元保証書を作成した年月日を記入します。なお、延長・更新申請においてそこまで気にする必要はありませんが、提出書類の有効期限はおおむね3ヵ月で設定されています。

(2) 申請人の国籍

申請人(来日している人)の国籍を記載します。延長・更新を希望している外国人の国籍が仮にフィリピンであれば、そのまま「フィリピン」と記入してください。

(3) 申請人の氏名

申請人(来日している人)の氏名を記載します。アルファベット表記の場合はパスポートに印字されている順番通りにブロック体で記入します。

なお氏名が漢字表記の場合は、漢字とアルファベットを並列して表記してください。

例:張 守望 (ZHANG SHOUWANG)

(4) 身元保証人の署名・捺印

日本側の身元保証人の氏名を記載します。繰り返しになりますが、短期ビザ取得時に身元保証を担っていた人が引き続き申請人(来日している人)の滞在を希望している場合、その人の名前で署名することになります。

必ず本人の自筆で署名してください。また捺印は認印でも差し支えありません。

(5) 身元保証人の住所・電話番号

保証人の住所地を記入しますが、原則住民票に記載されている居住地で統一してください。諸事情により住民票上の住所と異なる場所で生活している場合は、別途補足説明書などの準備が望ましいでしょう。

短期滞在ビザ申請で作成する説明書で知っておきたいこと4つ

2018.01.25

また電話番号に関しては、自宅・携帯電話のどちらでも構いません。連絡のつきやすい番号を記入します。

(6) 身元保証人の勤務先情報

保証人の職業、勤務先、電話番号を記載します。仮に株式会社Aに勤めるサラリーマンの方であれば、「会社員(株式会社A)」と記入してください。個人事業主で屋号がある方は、「個人事業主(**)」で問題ありません。

(7) 身元保証人の国籍

保証人の国籍を記入します。外国籍の方が申請人(来日している人)の身元を保証する場合は、国籍に加えて現在保有しているビザ(在留資格)とその期間を記載します。

  • 奥様の親族の延長・更新申請を行う
  • 金銭的な保証は日本人の旦那様が担う

仮に上記のケースであれば、原則旦那様が身元保証人に該当するため、「日本」と記載します。なお、永住者の奥様が自身で親族(申請人)の身元保証を担う場合は「** (永住者)」と記入します。

(8) 被保証人との関係

被保証人は保証される人を意味しますので、延長・更新申請においては申請人(来日している人)が被保証人になります。つまり、身元保証人来日している人との関係を記載するのがこの項目です。

  • 申請人(来日している人)奥様の妹
  • 身元保証人奥様の配偶者(あなた)

このような組み合わせの場合は、「被保証人の姉の夫」と記入すれば問題ありません。

まとめ

  • 短期ビザ取得時と同じ人が保証を担う(原則)
  • 保証の内容は短期ビザ取得時と同じ
  • 管轄が入国管理局なので書式が異なる

短期ビザ取得時においての申請書類の提出先は、海外にある日本大使館・総領事館でしたが、今回の延長・更新申請では日本国内にある入国管理局が審査を行います。そのため、作成する書類や添付資料が大幅に変更されている点に注意してください。

また繰り返しになりますが、延長・更新申請はとりわけ不許可率が高く、人道上の真にやむを得ない事情またはこれに相当する特別な事情があってはじめて許可が与えられることには十分留意する必要があります。